1.Raspberry Pi 2B/3B 準備
ここでは、Raspberry Piを起動する準備を説明します。
無線ドングルの設定についてはこちらをご参照下さい。(Pi3にはBluetooth機能が実装されています)
Raspberry Pi Pi2B/Pi3Bを動かすためには、「1.1デスクトップ構成」、「1.2リモートログイン構成」の2種類の接続方法があります。
まずは、動かす環境を選んで準備して下さい。
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1.1デスクトップ構成
- ・Raspberry Pi2 Model B またはRaspberry Pi3 Model B
- ・Micro SD Card(Class 10 8G以上推奨) ※別途、Raspbian等のOSのダウンロードとインストールが必要です。
- ・モニター(HDMI)
- ・HDMIケーブル
- ・マウス(USB)
- ・キーボード(USB)
- ・ACアダプタ(DC5V/2A以上 ※Pi3の場合には、DC5V2.5A以上の電源をご用意下さい。)
- ※下記の図は接続の例を示しています。LANケーブルは、起動に関して必ず接続している必要はありません。
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- 【配線】
- 下記のように配線を繋いで下さい。ただし、ACアダプタを接続するとRaspberry Piが起動してしまいますので、ACアダプタは最後に接続してください。
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1.2ターミナル構成
- 【準備するもの】
- ・Raspberry Pi2 Model B またはRaspberry Pi3 Model B
- ・Micro SD Card(Class 10 8G以上推奨) ※別途、Raspbian等のOSのダウンロードとインストールが必要です。
- ・USB to TTL Serial Cable
- 2016年5月12日現在、RaspbianOSを未調整のまま
- RaspberryPi3にTTLシリアルケーブルを接続するとエラーが発生することが確認されております。
- Pi3のIPアドレスをご確認の上、LANケーブルを利用してPCを接続してください。
- ・ACアダプタ(DC5V/1A以上、DC5V2A以上の電源をご用意下さい)
- ・PC (TeraTerm等のターミナルソフトが動作するもの)
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1.3 OSダウンロード
Raspberry Piのボードを起動させるためには、上記のMicroSD Cardに、Raspbianなどの対応OSをインストールする必要があります。
OSは、Raspberry Pi財団のホームページからダウンロードできますので、同ページのインストラクションに従い、OSを準備してください。
Physical Computing LabのRaspberry Piスターターパックをご購入の方は、上記の接続を行った状態で
付属のRaspbianプリインストールのMicro SDカードをRaspberry Piのボードのスロットに差込み、電源を入れてください。
これだけで、Raspberry Piが起動します。
Raspbianにログインする際には以下を入力して下さい。
ユーザ名:pi
パスワード:raspberry
※Physcal Computing LabのスターターパックのプリインストールノMicroSDカードを利用している方で
万一、立ち上がらないなどの状況がありましたら、microSDの接触の問題の可能性がありますので、
再度、microSDカードを挿しなおしてから再度電源を入れてみてください。
数回やってみても、ダメな場合には、交換させていただきますので、弊社までご連絡ください。
弊社へのご連絡の際しましては、お手数ですが、購入ショップ名(TechShare Store、Amazonなど)、
注文番号、注文者名を必ず、お知らせください。
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1.4 スターターパック利用の場合のLANへの接続
- Physical Computing Labのスターターパック(Standard)をご購入の場合には、同梱のリトラクタブルLANケーブルをRaspberry Piの本体とご自宅のLAN環境に接続して、ご利用ください。
Physical Computing Labのスターターパック(Wireless)をご購入の方は、同梱のwifiドングルをRaspberry piでご利用頂くことができます。無線ドングルの設定方法はこちらをご参考下さい。
なお、Raspberry Pi3にはBluetooth機能が備わっております。
Wifiドングルを接続しますと干渉して誤作動を起こす可能性がございますのでおやめ下さい。
リトラクタブルLANケーブルを利用した直接接続による通信は可能です。